R1 大気特論 問12

 問 題     

排ガス試料採取管に用いられる材質と測定成分に対する適用性の可否(○と×)の組合せとして、誤っているものはどれか。

  •   (材質)      (塩素) (ふっ化水素)
  1. セラミックス      ○   ×
  2. 四ふっ化エチレン樹脂  ○   ○
  3. シリカガラス      ○   ×
  4. ステンレス鋼      ×   ○
  5. チタン         ×   ○

正解.2

 解 説     

塩素を含むガスに対して使用できない材質は、ステンレス鋼、チタン、四ふっ化エチレン樹脂の3つです。

ステンレス鋼やチタンは水や酸素に対する腐食性には強いですが、塩素があると腐食します。また、四ふっ化エチレン樹脂は有機化合物の樹脂なので、塩素と接触すると溶けます。よって、これらは塩素との相性が悪いです。

一方、ふっ化水素を含むガスに対して使用できない材質は、シリカガラス、セラミックスの2つです。

シリカガラスやセラミックスを材質とした採取管は、1000℃くらいの高温のガスに耐えられるといった特徴があります。しかし、その成分にケイ素を含んでいることから、ふっ化水素と接触すると腐食してしまいます。

よって、選択肢(2)で四ふっ化エチレン樹脂と塩素の関係が「○」となっているのが誤りです。

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