問 題
水銀排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 硫化物法では、硫化ナトリウムの添加量が水銀濃度に比べて過剰になると、水銀の再溶出が起こる。
- 硫化ナトリウムと塩化鉄(Ⅲ)を用いて処理する場合、鉄が多硫化鉄を形成して処理水が白濁することがある。
- 水銀キレート樹脂としては、ジチオカルバミド酸基を持つものなどがある。
- 有機水銀排水は、塩素によって酸化分解して完全に塩化物とした後、硫化物法で処理する。
- 活性炭吸着法では、アルカリ性側のpH領域で吸着効率はよくなる。
正解 (5)
解 説
(5)に関して、活性炭による吸着法では、pHは1~6の酸性で水銀の吸着効率が高くなります。
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