R1年 汚水処理特論 問14 問題と解説

 問 題     

種々の活性汚泥法に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

  1. 標準活性汚泥法のBOD汚泥負荷は、0.2~0.4kgBOD/(kgMLSS・日)である。
  2. ステップエアレーション法の汚泥滞留時間は、13~50日である。
  3. 膜分離活性汚泥法では、汚泥濃度を8000~12000mg/Lに制御することができる。
  4. オキシデーションディッチ法の曝気時間は、24~48時間である。
  5. 超深層曝気法の反応槽の水深は、50~150mである。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

この問題は活性汚泥法の種類だけではなく、各種の数値を問うというマニアックな出題なので、これは捨て問題扱いでも仕方ないかもしれません。

汚水処理特論は25問中15問以上正解すれば合格なので、このような知識問題を無理に押さえておく必要はありません(試験対策とは別に、自分の業務と深く関わっていたり興味があったりして、しっかり学んでおくというのは良いことだと思います)。

一応正解を示しておくと、(2)のステップエアレーション法の汚泥滞留時間は「3~6日」です。

これとは別に長時間エアレーション法という処理方法があり、こちらの汚泥滞留時間が13~50日となります。

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