R1年 公害総論 問3 問題と解説

 問 題     

環境基本法に規定する環境影響評価に関する記述中、(ア)及び(イ)の中に挿入すべき語句の組合せとして、正しいものはどれか。

国は、土地の形状の変更、( ア )その他これらに類する事業を行う事業者が、その事業の実施に当たりあらかじめその事業に係る環境への影響について( イ )調査、予測又は評価を行い、その結果に基づき、その事業に係る環境の保全について適正に配慮することを推進するため、必要な措置を講ずるものとする。

  •    ア        イ
  1. 形質の変更    自ら適正に
  2. 工作物の新設   適正な配慮に基づく
  3. 形質の変更    事前配慮に基づく
  4. 工作物の新設   自ら適正に
  5. 工作物の増改築  法の手続きに基づく

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

問題文は、「環境基本法」第20条(環境影響評価の推進)です。この項の本文は以下の通りとなります。

国は、土地の形状の変更、工作物の新設その他これらに類する事業を行う事業者が、その事業の実施に当たりあらかじめその事業に係る環境への影響について自ら適正に調査、予測又は評価を行い、その結果に基づき、その事業に係る環境の保全について適正に配慮することを推進するため、必要な措置を講ずるものとする。

よって、正解は(4)となります。

今回は第20条からの出題であり、1条や2条に比べると出題頻度は低いのですが、H23年やH29年の試験でも同様の問題が出ているため、ぜひ押さえておきたい条文です。

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