種々の活性汚泥法を一般的な条件で運転したとき、MLSS濃度が高い順に並べたものとして、最も適切なものはどれか。
- 標準活性汚泥法 > オキシデーションディッチ法 > 膜分離活性汚泥法
- 標準活性汚泥法 > 膜分離活性汚泥法 > オキシデーションディッチ法
- 膜分離活性汚泥法 > オキシデーションディッチ法 > 標準活性汚泥法
- オキシデーションディッチ法 > 標準活性汚泥法 > 膜分離活性汚泥法
- オキシデーションディッチ法 > 膜分離活性汚泥法 > 標準活性汚泥法
正解 (3)
解 説
膜分離活性汚泥法は通常の活性汚泥法よりもかなり高いMLSS濃度で運転できるという特徴があります。
一方、オキシデーションディッチ法は曝気槽が環状になっていて浅く、BOD汚泥負荷とBOD容積負荷が通常の活性汚泥法と比べて小さいのが特徴です。MLSS濃度は通常の活性汚泥法の約2倍と、やや高めの値で運転することができます。
よって、順番でいうと膜分離活性汚泥法、オキシデーションディッチ法、標準活性汚泥法になるので、正解は(3)となります。
ただし、この問題はややマイナーな知識が問われているため、個人的には捨て問題扱いとしてしまっても仕方ないと思います。
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