H30年 汚水処理特論 問11 問題と解説

りんの除去に関する記述中、(ア)~(ウ)の中に挿入すべき語句の組合せとして、正しいものはどれか。

HAP法は、原水に( ア )を添加し、アルカリ剤によるpH調整を行い、りんを晶析させるものである。MAP法は、( イ )の存在下で( ウ )を添加し、アルカリ剤によるpH調整を行って、りんを回収する技術である。

   ア        イ       ウ

  1. マグネシウム剤  アンモニア   カルシウム剤
  2. マグネシウム剤  鉄(Ⅲ)イオン  カルシウム剤
  3. カルシウム剤   アンモニア   マグネシウム剤
  4. カルシウム剤   鉄(Ⅲ)イオン  マグネシウム剤
  5. カルシウム剤   塩化物イオン  マグネシウム剤

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説    

HAP法もMAP法もどちらもりんの除去に用いられる方法です。これらの区別は頻出なので、それぞれの特徴をしっかりと押さえておく必要があります。

HAP法は、りんを含む原水にカルシウム剤を加え、pH調整することでヒドロキシアパタイト(水酸化リン酸カルシウム)としてりんを晶析させる方法です。HAPの「H」は「ヒドロキシ」であると覚えておいてください。

MAP法は、アンモニアの存在下でマグネシウム剤を添加し、pH調整を行うことでりん酸マグネシウムアンモニウムとしてりんを回収する方法です。MAPの「M」が「マグネシウム」であることを覚えておくと便利です。

以上から、(3)が正解となります。

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