H30 汚水処理特論 問10

汚水処理から生じた汚泥の焼却に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 有機質の汚泥を焼却する目的の一つは、体積を減らし、取り扱いを容易にすることである。
  2. 汚泥を補助燃料なしに自燃させるには、含水量を減らし、単位重量当たりの発熱量を高める必要がある。
  3. 流動焼却炉では炉の中に礫(れき)などの流動媒体を入れ、上方から高温ガスを送入して流動化させ、この流動層内に汚泥を供給して燃焼させる。
  4. 向流式横形回転炉(ロータリーキルン)では、汚泥は燃焼用空気とは逆向きの流れで移動しながら乾燥され、最終的に燃焼する。
  5. 焼却処理においてダイオキシン類の発生を抑制するには、燃焼温度の管理が重要である。

正解.3

(3)の「上方から」が誤りで、正しくは「下方から」となります。

炉の中に礫が入っているのに、ここに上からガスを吹き付けても、表面が高温になるだけで流動化しません。下方から吹き上げることで礫が噴水のように舞い上がり(噴水はちょっと言い過ぎなので、あくまでイメージの参考までに…)、流動化が起こります。

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