充塡塔(じゅうてんとう)に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。
表面積の大きな充塡物を詰めた塔内に吸収液を(1)上部から流し、ガスと向流に接触させる(2)ガス分散形の装置である。充塡物としては、磁器類、合成樹脂、ステンレス鋼などでつくられた(3)ラシヒリングやテラレットがある。ガスの圧力損失には、(4)充塡物の種類や大きさのほかに、(5)液やガスの流量が関係している。
正解 (2)
解 説
(2)の「ガス分散形」が誤りで、正しくは「液分散形」です。
各種ある吸収装置には大きく分けてガス分散形と液分散形の2つがありますが、その分類は次のようになっています。
ガス分散形:
- 段塔
- 気泡塔
- ジェットスクラバー
- 漏れ棚塔
液分散形:
- 充塡塔
- 流動層スクラバー
- サイクロンスクラバー
- ベンチュリスクラバー
- スプレー塔
- ぬれ壁塔
- 十字流接触装置
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