ガス吸収による有害物質の処理操作の特徴に関する記述として、誤っているものはどれか。
- ほぼ100%の除去率を容易に得ることができる。
- 集じん、ガスの冷却などを兼ねることができる。
- 処理コストは比較的低廉である。
- 有害物質を溶解した吸収液の腐食性に注意する必要がある。
- 排水処理施設の設置が必要になる場合がある。
正解 (1)
解 説
(1)の記述はあからさまに怪しく、実際のところ、有害物質を簡単にほぼ100%除去できるなどという甘い現実はありません。もしこれが正しい選択肢であるなら、そもそもこの分野が問題視されることはなく、ひいては試験問題として出題されることもないはずです。
実際には簡単に除去率を上げることはできないので、様々なタイプの吸収装置や吸収液の中から、除去したい有害物質をより効率良く取り除けるタイプのものを選ぶことになります。
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