H29年 水質有害物質特論 問13 問題と解説

検定法として高速液体クロマトグラフ法が規定されている有害物質はどれか。

  1. チウラム
  2. ベンゼン
  3. アルキル水銀化合物
  4. チオベンカルブ
  5. 有機りん化合物

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説    

正解は(1)のチウラムですが、選択肢に関係なく、高速液体クロマトグラフ法といえば農薬中のチウラムの分析に使われます。高速液体クロマトグラフ法は本来なら様々な有機化合物などに用いられますが、こと公害防止管理者試験での出題範囲においては「チウラム」の分析に限られます。

また、反対にチウラムの分析方法は何かと考えたとき、その選択肢は「高速液体クロマトグラフ法」のみです。そのため、チウラムと高速液体クロマトグラフ法とは完全に結びつけて覚えておくと便利です。

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