H27年 汚水処理特論 問23 問題と解説

イオン電極法に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。

イオン電極にはイオンに応答する(1)感応膜があり、ここが試料溶液中の特定イオンと接すると、そのイオンの(2)活量に応じた(3)膜電位を生じる。試料溶液中に(4)比較電極とイオン電極の組合せを浸して入力抵抗の(5)低い直流電位差計に接続すると、両電極間に電位差が生じ、それを測定するとこの膜電位が測定される。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

(5)は「低い」ではなく、「高い」が正しいです。

入力抵抗の低い直流電位差計に接続すると、抵抗が低いゆえに簡単に電流が流れるため、2つの電極の電位がほとんど同じになってしまい、電位差が全然生じなくなってしまいます。

コメント