H27年 汚水処理特論 問24 問題と解説

連続流れ分析(CFA)法に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。

細管内の試薬又は試料の流れの中に(1)気体を導入して(2)濃縮し、それぞれ試料又は試薬を導入することによって、(3)反応操作などを行った後、(4)下流に設けた(5)検出部で分析成分を検出して定量する。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説    

(2)の「濃縮」が誤りで、正しくは「分節」です。

まず、次の図のようにホースの中に水が流れているのをイメージしてください。

左側から試薬が入り、少し後段で気体が注入され、その後に試料が追加されます(試薬と試料は逆でも構いません)。もしここで気体を入れないとすると、試薬の流れに試料が注入されますが、それだけでは試薬と試料が充分に混合されません。

そこで、空気の玉を入れることで、試薬の流れを連続ではなく断続的に変え(このことを「分節」といいます)、それによって、分節された狭い空間で試薬と試料が充分に混ざり合うという工夫がなされています。

ちなみに、「分節」という言葉やCFA法の仕組みを知らなかったとしても、問題文の「試料に気体を導入して」に続く言葉として、「濃縮」はおかしいと気づけることができれば正解の選択肢を選ぶことができます。液体に対して気体をプラスしているので、それで何かが薄くなることはあっても濃くなることはありません。

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