低低温形電気集じん装置(乾式)を用いた高性能排煙処理システムの装置配置の順番として、正しいものはどれか。
- ボイラー → 脱硝装置 → GGH熱回収器 → 電気集じん装置 → 脱硫装置
- ボイラー → 脱硝装置 → 電気集じん装置 → GGH熱回収器 → 脱硫装置
- ボイラー → 脱硝装置 → 脱硫装置 → 電気集じん装置 → GGH熱回収器
- ボイラー → 電気集じん装置 → 脱硝装置 → GGH熱回収器 → 脱硫装置
- ボイラー → 電気集じん装置 → 脱硝装置 → 脱硫装置 → GGH熱回収器
正解 (1)
解 説
電気集じん装置には、高温形、低温形、低低温形の3種類があります。高温形は昔使われていた方式で、低温形は少し前に主流だった方式、そして低低温形は現在増えている方式です。また、この試験に関していえば「低低温形」が出題されやすい傾向があります。
それぞれの装置配置の順番は次の通りです。これを覚えておくと得点できる問題が数年ごとに出題されるので、ぜひ押さえておきたい知識です。
『高温形電気集じん装置』
- ボイラー → 電気集じん装置(乾式) → 脱硝装置 → エアヒーター → GGH → 脱硫装置 → 煙突
『低温形電気集じん装置』
- ボイラー → 脱硝装置 → エアヒーター → 電気集じん装置(乾式) → GGH → 脱硫装置 → 煙突
『低低温形電気集じん装置』
- ボイラー → 脱硝装置 → エアヒーター → GGH熱回収器 → 電気集じん装置(乾式) → 脱硫装置 → GGH再加熱器 → 煙突
コメント