火力発電所に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 我が国の火力発電におけるkWh当たりの窒素酸化物(NOx)排出量は、米国のそれよりも低い。
- 我が国の石炭火力発電所で使用される石炭は、ほぼ100%が輸入炭である。
- 同じような発熱量を有した石炭でも、産地や炭層が異なればその性状は異なる。
- 発熱量当たりの二酸化炭素排出量は、石油に比べ石炭のほうが多い。
- 微粉炭火力発電所で発生するガス中のばいじん濃度は、ボイラー出口において、標準状態のガス圧力、温度条件で一般に1.0~2.0g/m3程度である。
正解 (5)
解 説
微粉炭火力発電は(石炭火力発電全般にいえますが)、ガス中のばいじん濃度が高いという特徴があります。未処理の段階(ボイラー出口)でのばいじん濃度は10~20g/m3程度になるので、高度な排煙処理システムが必要です。
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