H26年 大気概論 問2 問題と解説

大気汚染防止法に規定する事故時の措置に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。

ばい煙発生施設を設置している者又は物の合成、分解その他の化学的処理に伴い発生する物質のうち、人の健康若しくは生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるものとして政令で定めるものを発生する施設を工場若しくは事業場に設置している者は、(1)ばい煙発生施設又は特定施設について(2)故障、破損その他の事故が発生し、ばい煙又は(3)有害物質が大気中に多量に排出されたときは、直ちにその(4)事故について応急の措置を講じ、かつ、(5)その事故を速やかに復旧するように努めなければならない。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説    

問題文は、大気汚染防止法第17条1項です。この項の本文は以下の通りとなります。

ばい煙発生施設を設置している者又は物の合成、分解その他の化学的処理に伴い発生する物質のうち人の健康若しくは生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるものとして政令で定めるもの(以下「特定物質」という。)を発生する施設(ばい煙発生施設を除く。以下「特定施設」という。)を工場若しくは事業場に設置している者は、ばい煙発生施設又は特定施設について故障、破損その他の事故が発生し、ばい煙又は特定物質が大気中に多量に排出されたときは、直ちに、その事故について応急の措置を講じ、かつ、その事故を速やかに復旧するように努めなければならない。

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