H26年 汚水処理特論 問21 問題と解説

ICP発光分光分析法に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。

ICP発光分光分析法は、誘導コイルに(1)高周波電流を流し電磁誘導によって生成する(2)高温(3)誘導結合プラズマの中に試料を噴霧し、(4)励起された原子の(5)吸光度を測定して、試料中の分析対象元素の濃度を測定する方法である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

ICP発光分光分析法は、励起状態にある原子が特定の波長の光を放出して基底状態に遷移する現象を利用しています。原子ごとに決まった特定の波長の発光強度を測定しているため、「吸光度」ではなく、正しくは「発光強度」です。

コメント