粒状層を通って水が流れるときのろ過抵抗を表すコゼニー-カルマンの式における清浄ろ層のろ過抵抗に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 水の粘性係数に比例する。
- ろ材層の厚さに比例する。
- ろ過速度の二乗に比例する。
- ろ材粒子径の二乗に反比例する。
- ろ層の空隙率の値が小さくなると、大きくなる。
正解 (3)
解 説
コゼニー-カルマンの式とは、粒状層を通って水が流れるときのろ過抵抗を示す式で、以下の通りです。
- h0:清浄ろ層のろ過抵抗[Pa]
- k:定数(無次元)
- μ:水の粘性係数[kg/(m・s)]
- u:ろ過速度[m/s]
- L:ろ材層の厚さ[m]
- d:ろ材の粒子径[m]
- ε:ろ層の空隙率(無次元)
この式と選択肢とを見比べると、h0はuと比例関係であることがわかります。
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