カドミウム排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- カドミウムはシアン化物イオンと安定な錯体を形成する。
- カドミウムとEDTAとの錯体は安定であり、水酸化物法では処理が困難である。
- 塩化カドミウムは難溶性であり、沈殿分離できる。
- 水酸化物法による処理において、塩化亜鉛は共沈効果を有する。
- 硫化物法で処理する場合、鉄塩を併用すれば、pH中性域で低濃度まで処理できる。
正解 (3)
解 説
塩化カドミウムは水によく溶けます。
カドミウムを沈殿分離させたければ、硫化カドミウムか水酸化カドミウムにすれば良いです。これらは難溶性なので、沈殿分離できます。
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