H24年 汚水処理特論 問8 問題と解説

次の記述の(ア)及び(イ)に挿入すべき語句の組合せとして、正しいものはどれか。

下図はアンモニアを含む水に塩素を注入したときの残留塩素濃度の変化を表したものである。塩素注入率がA点からC点までの残留塩素は主に( ア )として存在する。このとき、塩素要求量は、( イ )点までに添加する塩素量になる。

  (ア)     (イ)

  1. 遊離塩素    A
  2. 遊離塩素    B
  3. クロロアミン  A
  4. クロロアミン  B
  5. クロロアミン  C

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

アンモニア(NH3)と塩素(Cl)が反応すると、アンモニアの水素が塩素と置き換わり、クロロアミン(NH2Cl)になります。

塩素を加えれば加えるほど、アンモニアはクロロアミンに変化しますが、アンモニアが全てクロロアミンに変わった暁には、それ以上塩素を注入しても何も起こらず、ただ残留塩素濃度があがるばかりです。

つまり、塩素注入率がA点からC点までの残留塩素は主にクロロアミンとして存在し、C点以降の残留塩素は遊離塩素となります。また、塩素要求量はアンモニアを全て消費するまでなので、C点までということになります。

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