H24年 ばいじん・粉じん特論 問6 問題と解説

洗浄集じんに関する記述として、誤っているものはどれか。

1. 捕集液滴の蒸発は、捕集効果を高める。
2. 高ダスト濃度では、ダストが互いに凝集して大きな二次粒子になりやすいので、多くの場合、捕集効果は高まる。
3. 捕集液滴による粒子の慣性捕集は、ダストと液滴の間に相対速度がある区間に限られる。
4. 含じんガスを増湿状態にするのは、高い集じん率を得るためである。
5. ダストを捕集した液滴は、最終的に分離する必要がある。

　解 説　　　　

洗浄集じんは、排ガス中の粒子を液滴や液膜で捕集する方法です。捕集液滴が蒸発してしまうと、その分捕集効果は下がってしまいます。