H23年 汚水処理特論 問15 問題と解説

曝気式酸化池法(曝気式ラグーン)に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 活性汚泥法よりも生物量を高濃度に維持する。
  2. 沈殿池がない。
  3. 汚泥の返送を行わない。
  4. 池の形状によっては、堆積した汚泥等を除去する必要がある。
  5. 低温地域では滞留日数を多くする必要がある。

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説    

曝気式酸化池法(曝気式ラグーン)では活性汚泥法で使う曝気槽よりも大きい槽を使います。特徴としては汚水の滞留時間が長くなり、負荷変動に強く、余剰汚泥の発生も少しに抑えることができます。

よって、(1)は「生物量を高濃度に維持する」ではなく、「生物量を低濃度に維持する」が正しいです。

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