H23年 汚水処理特論 問14 問題と解説

生物的窒素除去に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 窒素は、生物的酸化反応と生物的還元反応により除去される。
  2. 硝化工程は水温の影響を受け、特に15℃以下では、硝化速度は著しく低下する。
  3. SRTを小さくすれば、増殖速度の遅い硝化菌を処理系内に維持できる。
  4. 硝化工程でアルカリ度が不足すると、pHが低下し、処理機能に影響を与える。
  5. 硝化工程では溶存酸素が必要であり、脱窒素工程では無酸素条件で運転する。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説    

SRT(Sludge Retention Time)は、汚泥滞留時間のことです。

SRTを小さくすると、滞留時間が短い、つまり、すぐに汚泥を流してしまうということなので、これでは増殖速度の遅い硝化菌は対応できず、しっかり増える前にどんどん下流に流されてしまいます。よって、増殖速度の遅い硝化菌を処理系内に維持するためには、SRTを大きくする必要があります。

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