H23年 汚水処理特論 問10 問題と解説

りんの除去に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 凝集分離法は、無機凝集剤を添加する方法である。
  2. 生物的脱りん法は、活性汚泥微生物によるりんの過剰摂取現象を利用する方法である。
  3. MAP法は、りん酸マグネシウムアンモニウムとしてりんを回収する方法である。
  4. HAP法は、ヒドロキシアパタイトとしてりんを晶析する方法である。
  5. 嫌気・好気活性汚泥法は、同時に窒素も除去する方法である。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

嫌気・好気活性汚泥法で除去できるのはりんのみです。

同時に窒素も除去したい場合には、これに脱窒素工程を担う「無酸素槽」を加えて、嫌気・無酸素・好気活性汚泥法を使う必要があります。

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