家庭や事業所で実施している節水技術で、カスケード利用に相当するものはどれか。
- 風呂の水を捨てずにためておき、翌日温めて入る。
- 厨房排水等を処理して、トイレのフラッシュ水に使用する。
- 食器を洗うとき洗浄用の容器を使い、まとめ洗いをする。
- 雨水を貯留し、庭の散水に使用する。
- 風呂の残り水を洗濯に使用する。
正解 (5)
解 説
カスケードは「滝」という意味があり、滝のような連続性を持って、何かに使った水をそのまま別の用途に使うことを指します。上流を流れた水がそのまま下流にいって、そこでも使われるイメージです。
(1)は節水しているものの、同じ用途なのでカスケードではありません。
(2)は途中に処理を加えているので、そのままの利用とは呼べず、カスケード利用にはなりません。
(3)は1回しか水を使っていないので、カスケードではありません。
(4)は「貯留→利用」であって、「利用→利用」ではないので、これも違います。
(5)は風呂で使った水をそのまま洗濯用の水として使っているため、これがカスケード利用に相当します。
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