H22年 汚水処理特論 問6 問題と解説

清澄ろ過に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. ろ材空隙に比べて小さい懸濁粒子も捕捉される。
  2. 砂ろ過機としては、1サイクルのろ過水収量が大きく、洗浄水量の少ないものがよい。
  3. 重力式分離で除去し得なかった懸濁物質を除去する。
  4. ろ過砂の粒度が不ぞろいなものほど均等係数が大きくなり、ろ材として好ましい。
  5. 多層ろ過では、密度と粒径の異なる数種のろ材を使用する。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

均等係数は1に近いほど均等といえ、係数が大きくなるほど不揃いになっていきます。ですが、清澄ろ過のろ材は均等なもののほうが除去性能の予測が立てやすいなどの理由で望ましいので、均等係数の大きいものはろ材として好ましくありません。

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