H22年 公害総論 問13 問題と解説

化学物質の管理に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」はPCBsによる公害を契機として、昭和48年に制定された。
  2. 「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」の対象物質は、経年的にモニタリング調査が行われている。
  3. 「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)」は、平成11年7月に制定され、指定化学物質として第1種、第2種を特定した。
  4. 「化学品の分類及び表示に関する世界表示システム(GHS)」との整合化によって、平成20年には、PRTR法の指定化学物質の総数が減少した。
  5. 第1種、第2種の指定化学物質を一定濃度以上含む製品の製造・販売者には「化学物質等安全データシート(MSDS)」を作成し、製品利用者へ提供することが義務付けられている。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説    

PRTRがGHSとの整合性をはかったというのは正しいです。しかし、これによってPRTR法の指定化学物質の数は増えました。

コメント