製油所排水の処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 水素化処理装置及び接触分解装置などの排水には有害物質が含まれるので、排水処理工程に入る前に、排水ストリッパーで処理する。
- 冷却水に海水を用いた場合、循環利用することが多い。
- オイルセパレーターで処理後、活性汚泥処理をする。
- プロセス排水には、硫化水素やアンモニアが含まれる。
- 排水量の削減策として、排水ストリッパー処理水の再利用がある。
正解 (2)
解 説
海水はある意味で無限(ではないですが潤沢)にあるので、循環利用する必要がありません。いくらでも供給可能です。そのため、海水を使うときには循環利用せず、そのまま海へ放流する場合が多いです。
一方、工業用水を冷却水として使う場合などは、その水量にも限りがあるため、循環利用するメリットが大きいです。
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