シアン排水の処理に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- アルカリ塩素法では、一段目でpH10以上として塩素を添加し、二段目でpH7~8として塩素をさらに添加する。
- アルカリ塩素法では、ORP計による薬注制御が行われる。
- 希薄シアン廃液を効率良く処理するには、電解酸化法が適している。
- 銅シアノ錯体は、アルカリ塩素法により分解できる。
- 鉄シアノ錯体は、難溶性鉄シアン化合物を生成させて凝集沈殿によって除去する。
正解 (3)
解 説
電解酸化法は、メッキ廃液などに含まれる高濃度のシアンの処理に向いています。
ほかの選択肢に出てくるアルカリ塩素法などが、希薄な遊離シアンの処理に用いられる方法です。
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