シアン排水処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- アルカリ塩素法では、pH10以上で塩素剤を添加する一段反応とpH7~8で塩素剤を添加する二段反応でシアンを分解する。
- 銅シアノ錯体は、アルカリ塩素法で容易に処理できる。
- オゾン酸化法では、オゾンの酸化力によりシアンは窒素と炭酸水素塩にまで分解される。
- 鉄のシアノ錯体の処理には、2価の鉄塩を添加して難溶性塩を生成して、沈殿除去する方法がある。
- 電解酸化法は、希薄な遊離シアンの処理に適している。
正解 (5)
解 説
電解酸化法は、メッキ廃液などに含まれる高濃度のシアンの処理に向いています。
ほかの選択肢に出てくるアルカリ塩素法などが、希薄な遊離シアンの処理に用いられる方法です。
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