フェライト法に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 各種重金属の一括処理が可能である。
- 重金属はフェライトの結晶構造に取り込まれる。
- 磁気で分離除去できる。
- 鉄(Ⅱ)イオンを含む溶液にアルカリを加えた後、酸化処理する。
- 通常の凝集沈殿法に比べ、汚泥発生量が少ない。
正解 (5)
解 説
フェライトとは、酸化鉄(Ⅲ)を主成分としたセラミックスのことです。これを加えると、フェライト結晶中に金属を封じ込めてそのまま沈殿するので、金属除去には有用です。
しかし、この薬剤自体が沈殿物(汚泥)となる上に結構かさばるため、汚泥発生量は多くなるという欠点があります。
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