ビル管理士試験 H30年 問43 問題と解説

 問 題     

レジオネラ症に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  1. 病原体は、一般に10℃前後で最もよく繁殖する。
  2. 病原体は、自然界の土壌や淡水中等に生息している。
  3. 感染症法において、二類感染症に分類されている。
  4. 垂直感染する感染症である。
  5. 感染の起こりやすさに対して、ヒトの個体差や体調差は影響しない。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(1)について、レジオネラ属菌は、一般に20~50℃で繁殖します。レジオネラ属菌はビルの冷却塔や公園の噴水、公衆浴場などで水を循環利用している間に増殖していきます。そのため、外気温、お風呂の温度あたりが繁殖に適正な温度だと考えることができます。

(3)で、レジオネラ症は「二類感染症」ではなく「四類感染症」です。併せて、前問(問42)の解説でまとめた感染症の分類も確認しておいてください。

(4)で、垂直感染とは、母子感染のように親から子へ病原体が受け継がれるような感染様式のことです。そもそもレジオネラ症は人から人へ感染することはないので、垂直感染でもありません。

(5)について、レジオネラ症に限らず、概して感染するかしないかというのは、ヒトの個体差や体調差に影響を受けます。

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