問 題
建築物の清掃・消毒に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 平常時の清掃における衛生管理の基本はゾーニング管理であり、使用する清掃用具を分けて作業する。
- 感染症発生時の消毒のために、建築物衛生管理担当者は消毒剤の種類や使用方法、対象物件等についての理解を深めておく必要がある。
- ノロウイルス感染により嘔吐(おうと)したと思われたので、嘔吐物をぬぐいとり、その部分を含む広い範囲を消毒した。
- ノロウイルスに対する消毒効果が高い消毒薬として、逆性石けんがある。
- 感染症対策として、トイレ清掃時に消毒剤(次亜塩素酸、過酸化水素水等)を含んだ洗剤を使用した。
正解 (4)
解 説
ノロウイルスは、アルコールや逆性石けんを使っても、消毒効果があまり高くないという特徴があります。
一方で、ノロウイルスに有効なのは、次亜塩素酸ナトリウムもしくは加熱です。
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