ビル管理士試験 H29年 問156 問題と解説

 問 題     

外装の清掃作業に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 窓ガラスの清掃は、ガラス面に水又は専用の洗剤を塗布し、窓用スクイジーでかき取る。
  2. 臨海工業地帯の窓ガラスは、汚れが付きやすいので、3~6ヵ月に1回洗浄を行う。
  3. 金属材の外壁の清掃方法は、汚れが軽微で固着が進まないうちに行う。
  4. 石材や陶磁器タイルの壁面は徐々に汚れていくので、3~5年に1回程度洗浄を行う。
  5. 光触媒酸化チタンコーティングは、清掃回数を減らす効果が期待されている。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

臨海工業地帯の窓ガラス清掃は、「3~6ヵ月に1回」ではなく、「1ヵ月に1回」行う必要があります。頻度が高く思えるかもしれませんが、臨海部では潮風が吹いて窓ガラスが汚れやすいので、毎月の洗浄が必要です。

ちなみに、それ以外の一般的な地域での窓ガラス清掃の頻度は、2~3ヵ月ごとに一度行うことが推奨されています。

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