ビル管理士試験 H29年 問101解説

 問 題     

防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 火災荷重は、建築部材などの可燃物の潜在発熱量を、木材の発熱量で規準化した単位面積当たりの可燃物重量のことである。
  2. 差動式熱感知器は、感知器の周辺温度が定められた一定温度以上になると作動する。
  3. 火災室内の温度が急激に上昇し、火炎が噴出し、燃焼が一気に室全体に拡大する急速な燃焼現象をフラッシュオーバという。
  4. 防炎物品は、カーテン、絨毯(じゅうたん)等に薬剤処理を施し、着火、展炎しにくくしたものである。
  5. 防排煙対策の目的は、種々の手段により煙の挙動を制御し、安全な避難経路や消防活動拠点を確保することである。

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

(2)の差動式熱感知器は、感知器の周辺温度上昇率が一定以上になったとき作動します。つまり、温度そのものの高低ではなく、あくまで急に温度が上がることが条件です。

一方、感知器の周辺温度が定められた一定温度以上になると作動するのは、定温式熱感知器です。

また、(3)のフラッシュオーバも重要な用語なので、用語の意味を押さえておいてください。

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