問 題
騒音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 住民の騒音苦情の大半は、聴取妨害と心理的影響による。
- 超音波は、強いレベルの場合には耳鳴り、頭痛、吐き気等の身体影響を生じさせる。
- 大きく、高い騒音に一時的に曝露(ばくろ)されることによる聴力の低下は、一過性であることが多く、安静により回復する。
- 一般の環境騒音に関しては、1日の曝露騒音として等価騒音レベルが70dB未満であれば、永久性の聴力障害はほとんど起こらない。
- 騒音により自律神経系が刺激されると、末梢(まっしょう)血管の拡張、血圧の低下等が起きる。
正解 (5)
解 説
末梢血管が拡張して血圧が低下するというのは、どちらかといえばリラックスした状態の反応です。
騒音による障害はその反対で、自律神経が刺激されることにより、末梢血管の収縮、血圧の上昇、胃の働きの抑制等が起こります。
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