問 題
高齢者の快適温度に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
- 一般に若年者に比べ、暖かい温度を好むとされている。
- 冬季には、室温は若年者と比較して高い場合が多い。
- 冬季には、若年者に比べ深部体温は低い傾向にある。
- 放射熱がない場合、高齢者の8割を満足させる気温の範囲は青年に比べ狭い範囲となる。
- 高齢者では、寒冷環境に曝露された際の血圧の変動が若年者に比べ顕著である。
正解 (2)
解 説
(2)の記述は反対で、「高い」ではなく「低い」とすると正しくなります。
高齢者は寒さに対する感受性が低下しているため、室温が下がっていることに気づきにくいです。その結果として、室温は若年者と比較して低くなっている場合が多いです。

コメント
これは納得できない。この理屈だと高齢者は寒さに強いことになってしまう。
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感受性が低い≠寒さに強い
寒い、暑いことに「気づきにくい」というのと「強い」は意味合いが違います。
理屈というより日本語の問題ですね。
厳密に言えばそうでしょう。ただこちらは言葉遊びをしている訳ではありません。
現実問題として気が付きにくいのであれば、温度を感じにくいという事になります。温度を感じにくいのであれば選択肢の1も間違いになります。逆にそれが正解として扱われている以上選択肢2が間違っているというのはおかしいという事です。
合格しました。145点以上でした。昨年は試験室のエアコンが寒く体は震え、頭はフリーズして失敗したので、今年は冬服で挑みました。トイレは3回行かせてもらい、都度お茶も飲みました。ビル管理人の仕事は8月末で契約解除となり失業してしまいましたが、1ケ月間集中して受験勉強に取り組むことができました。なお、本日次の仕事(老人ホームで週2回の宿直管理業務)が決まり、2重の喜びです。お世話になりました。69歳。