問 題
害虫やその防除に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- イエヒメアリの防除には、食毒剤が有効である。
- トコジラミは、ピレスロイド剤に対する抵抗性を示す集団が報告されている。
- ツマアカスズメバチは、特定外来生物に指定されている。
- ユスリカ類の建築物への侵入を抑制するために、電撃殺虫機を窓や出入口の近くに設置する。
- ヤケヒョウヒダニは、自由生活性のダニである。
正解 (4)
解 説
この問題はややマニアックな知識が問われています。全ての選択肢において、正誤を判定するためには出題頻度の低い知識が必要であり、難易度が高いです。そのため、個人的には捨て問題として扱っても構わないと思います。
一応答えを示しておくと、(4)の文章が誤りで、ユスリカ類の防除としては、網戸や防虫網による侵入防止が有効です。電撃殺虫機を窓や出入口の近くに設置すると、不必要にユスリカ類が集まってしまうので、あまり得策とはいえません。
よって、正解は(4)となります。
コメント