問 題
建築物の基礎構造と地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- 液状化現象は、埋立地や砂質地盤等で生じやすい。
- 砂質地盤の長期に生じる力に対する許容応力度は、粘土質地盤より小さい。
- べた基礎は、地耐力が弱いところに用いられることが多い。
- 地盤のうち、第3紀層は土丹層とも呼ばれる。
- 地業は、基礎スラブより下に設けた割ぐり石、捨てコンクリート等の部分をいう。
正解 (2)
解 説
(2)に関して、一般的に粘土質は柔らかいので押されればへこみやすく、許容応力度は低いといえます。一方の砂も岩盤などと比べると弱いですが、粘土よりは強いです。
よって、(2)の記述が反対になっているので、これが正解となります。
ちなみに、砂といっても公園の砂場のようなさらさらした砂を想像しないでください。地盤の話をしているので、もう少しかっちりと固まっている地面の砂のイメージです。
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