呼吸興奮薬は、過度の呼吸抑制がおきたときに使用される薬物です。
呼吸興奮薬は大きく2つに分類されます。1つめは中枢性呼吸興奮薬です。これは呼吸中枢を直接興奮させるクスリです。2つめは末梢性呼吸興奮薬です。これは、末梢の化学受容器を介して呼吸中枢を興奮させるものです。
代表的な呼吸興奮薬は
・ジモルホラミン(テラプチク)
・ドキサプラム(ドプラム)
です。( )の中に書いたのは、商品名の一例です。
ジモルホラミンは中枢性呼吸興奮薬です。
ドキサプラムは末梢性呼吸興奮薬です。頸動脈及び大動脈小体の化学受容器を刺激し、反射的に呼吸興奮をおこします。又、交感神経を興奮させる作用もあります。この結果血圧が上昇します。
まとめると以下の表になります。
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