中枢神経に作用する代表的な薬物の効果測定

中枢神経に作用する薬物の効果測定は、ラット等を用いた動物実験などで測定されます。例えば抗不安作用があるかどうかはコンフリクト試験や、オープンフィールド試験により測定されます。

コンフリクト試験とは、絶食させたラットに、飲もうとすると電流が流れる水を与えるといった試験です。対照群では、電流による刺激を避けるため水を飲もうとしないのですが抗不安薬を投与すると水を飲みます。この水を飲む回数で抗不安作用を評価します。

オープンフィールド試験とは、マウスを突然壁に囲まれた部屋へ5分おき歩行量や立ち上がり回数などを測定するという試験です。活動性や情動性を評価します。

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