細胞内受容体とは、リガンドの結合を受けて、核内 DNA と結合し、転写調節因子として機能するような受容体のことです。核内受容体とも呼ばれます。リガンドと結合していない時に細胞質に存在する受容体を細胞質受容体、核内に存在する受容体を核受容体と呼びます。
細胞質受容体は、通常は細胞質に存在し、リガンドと結合すると、複合体となり核内へ移行します。核内で DNA と結合し、転写調節因子として作用します。代表例はステロイドホルモン受容体です。
核受容体は、通常核内に存在する受容体です。リガンドと結合すると、細胞質受容体と同様に DNA と結合し、転写調節因子として作用します。代表例は、甲状腺ホルモン受容体です。
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