国家公務員総合職(化学・生物・薬学)R5年 問106解説

 問 題     

図は動物の系統関係を表したものである。動物の体の特徴に関する記述 ㋐ ~ ㋓ のうち、図中の A の段階で出現した特徴として妥当なもののみを挙げているのはどれか。


㋐ 神経をもつようになった。

㋑ 胚葉が形成されるようになった。

㋒ 脊索が形成されるようになった。

㋓ 原口付近に肛門が形成されるようになった。


1.㋐、㋑
2.㋐、㋒
3.㋑、㋒
4.㋑、㋓
5.㋒、㋓

 

 

 

 

 

正解.1

 解 説     

カイメンは海綿動物
クラゲは腔腸動物
タコは軟体動物
ウニは棘皮動物
ホヤは原索動物 です。


㋐、㋑ は妥当です。
A の段階で出現した特徴です。


㋒ ですが
脊索が形成されるようになるのは、ウニとホヤの分岐の部分です。㋒ は誤りです。


㋓ ですが
原口付近に肛門が形成されるようになる「旧口動物と新口動物の分岐」は、 A の上のタコとわかれる部分です。㋓ は誤りです。


以上より、正解は 1 です。

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