国家公務員総合職(化学・生物・薬学)R4年 問101解説

 問 題     

1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋐、㋑、㋒
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

㋐ は妥当です。
種多様性の定義についての記述です。

㋑ は妥当です。
pi が低い時に、単に 2 乗するとぐっと小さくなりますが、pi × ln pi だとある程度しか小さくなりません。そのため、シャノン・ウィーナー指数の方が、相対優占度の低い種の増減の影響が大きいと考えられます。

㋒ ですが
相対優占度曲線は、相対的な種の多様性を表すグラフです。縦軸に全個体数に対するある種の個体数の割合、横軸に種の個体数の多さでランクづけられた順位をプロットします。一般に熱帯林の方が、傾きが「小さく」なります。㋒ は誤りです。


以上より、正解は 2 です。

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