問 題
肝炎とその治療薬に関する記述 ㋐ ~ ㋓ のうち、妥当なもののみを挙げているのはどれか。
㋐ B 型肝炎ウイルスは DNA ウイルスであり、C 型肝炎ウイルスは RNA ウイルスである。
㋑ 非アルコール性脂肪肝炎 (NASH) では、インスリン抵抗性の増強がみられることがある。
㋒ ラミブジンは、非構造タンパク質 (NS) 5A を阻害することで C 型肝炎ウイルスの増殖を抑制する。
㋓ レジパスビルは、DNA ポリメラーゼを阻害することで B 型肝炎ウイルスの増殖を抑制する。
1.㋐、㋑
2.㋐、㋒
3.㋑、㋒
4.㋑、㋓
5.㋒、㋓
正解.1
解 説
㋐ は妥当です。
肝炎ウイルスについての記述です。
㋑ は妥当です。
非アルコール性脂肪肝炎 (NASH) についての記述です。
㋒ ですが
ラミブジンは、逆転写酵素阻害剤です。NS 5A 阻害薬ではありません。㋒ は誤りです。
㋓ ですが
レジパスビルは NS5A 阻害薬です。DNA ポリメラーゼ阻害薬ではありません。㋓ は誤りです。
以上より、正解は 1 です。
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