国家公務員総合職(化学・生物・薬学)R1年 問73解説

 問 題     

細胞骨格とそれを構成するタンパク質に関する次の表の ㋐、㋑、㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

 ㋐ ㋑ ㋒
1. アクチン ケラチン チューブリン
2. アクチン チューブリン ケラチン
3. ケラチン アクチン チューブリン
4. ケラチン チューブリン アクチン
5.チューブリン アクチン ケラチン

 

 

 

 

 

正解.4

 解 説     

微小管の構成タンパク質が「チューブリン」です。2,4 に絞れます。

細胞骨格とは、細胞質内の繊維状構造です。細胞の形態を保持したり、運動に必要な力を発生させる役割を担っています。細胞骨格は、微小管、中間径フィラメント、アクチンフィラメントなどで構成されています。

中間径フィラメント と アクチン は別物なので、㋐ がケラチン、㋒ がアクチンです。

以上より、正解は 4 です。

参考)生化 5-3 5)

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