問 題
原子吸光光度法に関する記述㋐〜㋓のうち妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。
㋐ 一般に、光源として、キセノンランプが用いられる。
㋑ 水銀の原子化には、冷蒸気方式が用いられる。
㋒ 金属結合タンパク質中の金属結合部位を知ることが可能である。
㋓ 原子の吸収スペクトルの幅(0.01〜0.001 nm 程度)に合わせた光が用いられる。
1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋑、㋒
4.㋑、㋒、㋓
5.㋑、㋓
正解.5
解 説
㋐ ですが
原子吸光光度法の光源は、一般に「中空陰極ランプ」です。光源としてキセノンランプが用いられるのは、蛍光光度法です。よって、㋐ は誤りです。
㋑ は妥当な記述です。
㋒ ですが
金属の種類はわかりますが、結合部位はわかりません。よって、㋒ は誤りです。
㋓ は妥当な記述です。
以上より、正解は 5 です。
参考 分析化学 2-4 1)
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