国家公務員総合職(化学・生物・薬学)H28年 問64解説

 問 題     

食品の衛生管理に関する次の記述の㋐、㋑、㋒に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「HACCP とは、 ㋐と訳される食品衛生管理手法のことであり、従来は最終製品の抜取検査により行われていた衛生・品質管理に対し、製造工程を連続的に監視することにより製品の安全を確保する食品の衛生管理のことである。

HACCP の導入に当たってはCodex 委員会が発表したガイドラインに示された7 原則12 手順の適用のみならず、施設・設備や従事者等の衛生管理について定めた㋑の日常的な遵守が前提となっている。我が国においては、乳、乳製品、清涼飲料水、食肉製品などを対象に、HACCP の考え方を取り入れた㋒の承認制度が導入されている。」

 

 

 

 

 

正解.5

 解 説     

㋐ ですが
HACCP とは、Hazard Analysis Critical Control Point の略です。選択肢から考えると「危害分析重要管理点」が妥当です。正解は 4 or 5 です。

㋑、㋒ ですが
HACCP の考え方を取り入れた承認制度が「総合衛生管理製造過程」の承認制度です。

以上より、正解は 5 です。
類題 食品衛生監視員 H30no6Ⅲ

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