薬学 CBT 対策(薬学共用試験センター 一部公開分)No.126 問題と解説

 問 題     

実質安全量(virtually safe dose : VSD)を目標値として評価する安全性試験はどれか。

1. 28 日間反復投与試験
2. 急性毒性試験
3. 2世代繁殖毒性試験
4. 癌原性試験
5. 抗原性試験

 

 

 

 

 

正解.4

 解 説     

実質安全量とは、閾値が存在しない遺伝毒性発がん物質等の毒性に対し、生涯にわたり摂取した場合のリスクが、許容できるレベルとなるようなばく露量のことです。従って、発がん性の試験である癌原性試験(発がん性試験)が妥当と考えられます。

正解は 4 です。

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