非水滴定 分析化学 2019.11.142020.05.26 非水滴定とは、水以外の溶媒で行う酸塩基滴定です。極めて弱い酸や塩基の滴定において、水の影響を排するために無水酢酸などの非水溶媒を用いて行う滴定です。 弱酸性の対象試料の定量には、ナトリウムメトキシド液やテトラメチルアンモニウムヒドロキシド液などが用いられます。弱塩基性の対象試料の定量には、過塩素酸などが用いられます。指示薬として用いられるのは、クリスタルバイオレット試薬などです。 非水滴定によって定量される代表的な医薬品としては、アドレナリンなどがあります。
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