日本薬局方収載の生物学的定量法 分析化学 2019.11.142020.05.26 生物学的定量とは、生理活性物質の生物学的活性を利用して定量する方法です。薬局方に収載されている生物学的定量法を用いる物質としては、インスリン、トロンビン、バソプレシンなどがあります。 ・インスリン→ウサギ→血糖値の低下・トロンビン→フィブリノーゲン溶液→フィブリンの凝固時間・バソプレシン→シロネズミの雄→血圧上昇 他には・性腺刺激ホルモン→白ハツカネズミのメス→卵巣質量の増加・ヘパリンや硫酸プロタミン→ウシ血液→凝血遅延時間及びフィブリンの凝固時間 についてそれぞれ活性を見ます。
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