日本薬局方収載の生物学的定量法

生物学的定量とは、生理活性物質の生物学的活性を利用して定量する方法です。薬局方に収載されている生物学的定量法を用いる物質としては、インスリン、トロンビン、バソプレシンなどがあります。

・インスリン→ウサギ→血糖値の低下
・トロンビン→フィブリノーゲン溶液→フィブリンの凝固時間
・バソプレシン→シロネズミの雄→血圧上昇

他には
・性腺刺激ホルモン→白ハツカネズミのメス→卵巣質量の増加
・ヘパリンや硫酸プロタミン→ウシ血液→凝血遅延時間及びフィブリンの凝固時間

についてそれぞれ活性を見ます。

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